助産師・看護師のお仕事
看護師は、医師の診察に基づき、診療や治療の補助を行い、病気やケガなどで不自由な生活を送る患者様に対して看護を提供します。また、高度化・専門化する医療体制の中で患者様と医療従事者間のコミュニケーションを円滑にし、患者様の相談や指導など心のケアを行うことも看護師の大切な役割です。
助産師は、妊娠・出産・育児だけでなく、女性の生涯にわたる性と生殖に関わる健康問題を中心に、必要なケアや保健指導を行います。
助産師・看護師のお仕事
看護師は、医師の診察に基づき、診療や治療の補助を行い、病気やケガなどで不自由な生活を送る患者様に対して看護を提供します。また、高度化・専門化する医療体制の中で患者様と医療従事者間のコミュニケーションを円滑にし、患者様の相談や指導など心のケアを行うことも看護師の大切な役割です。
助産師は、妊娠・出産・育児だけでなく、女性の生涯にわたる性と生殖に関わる健康問題を中心に、必要なケアや保健指導を行います。
助産師・看護師の業務内容
看護師は、医師と協働して患者様の身体的・精神的・社会的側面から健康に導くための情報収集及びアセスメント(解釈・診断)を行います。さらに、治療・処置の際には患者様への採血、注射、点滴や消毒などを行い、生活指導や内服管理指導など、疾病や傷病・障がいのある方へ回復を促進する診療の補助を行います。
病棟では、医師の指示のもと、患者様の体温・血圧・脈拍測定、採血や注射、点滴、処置・投薬などの診療の補助を行います。また、患者様の移送や食事・入浴・排泄ケア、清拭などの「療養上の世話」を行います。これらの業務を通して、患者様の身体的変化はもとより心理的・社会的変化を敏速にキャッチし、治療へ反映させるのが看護師の役割といえます。患者様だけでなく、患者様のご家族に寄り添い、家族看護の視点でケアすることも大切な役割です。
助産師は、妊娠期から育児期、さらに女性の一生涯をサポートする専門職です。妊娠に至るまでの相談や妊娠期の保健指導および妊娠継続のための援助、出産時の分娩介助、さらに産後ケア、新生児の育児指導、女性のトータル的な健康をプロデュース(婦人科検査、家族計画、更年期ケア)する役割です。
手術室で働く看護師は、主に必要な機材や機器を適切なタイミングで医師へ手渡す「器械出し」を担当し、手術の進行をサポートします。手術中だけでなく、手術の前に手術室の室温調整や照明の調整、機材や機器の準備などを行い、終了後は病棟への引き継ぎや手術中の看護記録の記入など、周術期(術前・術中・術後)を通して患者様やご家族を支えます。
看護師の一日の流れ
8:30
夜勤スタッフと日勤スタッフの看護師全員で患者様の情報共有を行い、状態などについて申し送りを行います。
9:00
受け持ちの患者様を巡回し、挨拶にうかがいます。
10:00
検温した後に、患者様に合わせて事前に計画したケアを行います。
患者様とのコミュニケーションの時間でもあります。
11:00
日勤スタッフが集合し、チームに分かれて治療の指針について話し合うチームカンファレンスを行ったり、情報を共有したりします。
12:00
患者様の昼食のセッティングを行います。
12:45
昼食後は交代で休憩に入ります。
院内には食堂やコンビニエンスストアがあります。
14:00
患者様のバイタルサインやその日の健康状態を確認していきます。その他にも入院患者の対応や手術前後の患者様のケア、処置や病棟で行う検査・治療の介助、検査室や手術室への送迎を行います。
17:00
日勤スタッフから夜勤スタッフへ患者様の状態を申し送ります。
17:30
看護職になるには、法律で定められた必要な教育を受け、国家試験に合格し、免許を取得する必要があります。さまざまな教育機関で教育を受けることができ、学校の特色も様々なので自分に合った学校を選びましょう。
看護師になるためには、大学または3年以上の教育を受けた後、看護師国家試験に合格する必要があります。看護師には人を深く理解する力に加え計画的に看護を実践し、連携・協働していく能力などが求められます。そのため免許を取得する為の教育では、こういった能力を伸ばす教育が行われます。
高等学校を卒業
中学校を卒業
看護大学
4年
看護短期大学
3年
看護師養成所
3年
(看護専門学校など)
5年一貫看護師
養成課程校
看護師国家試験
看護師
助産師になるためには、1年以上の教育を受けて、助産師国家試験に合格する必要があります。あわせて看護師国家試験に合格している必要があります。准看護師の場合は看護師学校養成所で修行することによって、看護師国家試験受験資格を得られます。保健師・助産師の教育プログラムがある看護大学では、看護師に加えて保健師・助産師の国家試験の受験資格を得られます。
看護系大学院
専門職大学院
2年
看護系大学
専攻科・別科
1年
看護系大学
4年
看護短期大学
専攻科
1年
助産師養成所
1年
助産師国家試験
助産師